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親に「こんな本読んでいい?」と一応たずねたら
「読んどいて~」とあっさり言われた。
買って読みました。
70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本
永峰英太郎
アスペクト
2015-07-25

著者のお母さんが亡くなり、同時にお父さんの
認知症が始まった。
いろんな手続きが大変だった経験をもとに、
親が元気なうちに色々な対策を打っておこう!と
いう本。

先日、自分が死んだときにどうするか、という
ことを考えよう!などと書きましたが・・・
この日の記事 です)
自分のことよりも、早くやって来そうなことが
あったね。

亡くなった後で家族が故人を思い出し、しんみり
する前には、色々な手続きがある。
手続きをするにも、今は、手順をたくさん踏まなく
てはならない。子どもと言えど、銀行に預けた
親名義の貯金はそうやすやすと扱えないように
なっているのです。

今は、保険のCMの影響などもあって
「お葬式の費用くらいは自分で」
など、考えておられる70代の方が多いと思う。
ただ、その保険が本当に葬式の費用にするには
配偶者ないしは子どもが
・「親(あるいは旦那さんや奥さん)が
 ○○会社の死亡保障のついた保険に入っていた」と
 いう事実を知っていて、
・「保険証書」が実家からすぐに発見できて、
・「保険金受取人」が、配偶者や子どもに設定
 されている
という条件が揃ってのこと、なのです。
さらに、親子を証明する書類も必要。
うーん、手元にお金が来るまで、時間かかりそう。

だからって、今、元気な親に
「入ってる保険何?通帳の番号教えてー」
といきなり言うと、驚かれるのは確実。
新手の詐欺みたい。一番の難関はここにあるかな。
亡くなったときのことを考えて、と、親世代にいかに
うまく伝えるか。
そういうことも含め、親子関係、風通しを良くする
ほうがいいよね。

うちは、この本を読むことに親が賛成してくれた
ので、良かったです。
聞き出すのは大変なので、「こども手帳」ならぬ
「シニア手帳」でも作って
渡してみようかと思っています。

手続きがスムーズにいくと、そのぶん
亡くなった人のことを
ゆっくりと思い出せる気がする。

マンガもあって、とても読みやすい本です。
とりあえずこの本を両親に読んでもらうだけでも、
ハードルが低くなるかもしれないですよ。